市政運営方針一覧 2026年10月7日時点(10月9日 数字の表記を修正/10月10日 15の問いを追加)

みんなが気になる15分野、
ながさわかんたの立場。

「風の谷の人」と言われます。でも市政には15の分野があります。全部に、立場を決めました。1分野1行。根拠の数字は、福岡市・国などの公表値です(政策の費用は見積もり)。

物差しは一つ。市が動かせるのは、暮らしの固定費と、人の手と時間。お金で買えないものを市がつくる。買えるものは民間に。つくる前に、数える。
高島市政への立場:継承すべきは、経済規模の拡大ではない。へこたれないこと。そして、備える。成果(人口+約20万人〈国勢調査 2010→2025年〉、市税+47%〈2015→2025年度、2018年度の県からの税源移譲を含む〉、子ども関連予算2.5倍〈2010→2026年度、2017年度の先生の給与負担の移譲を含む。こども育成費だけなら2.05倍〉、市債−16%)は認めます。でも一人ひとりの所得は25年横ばい、世帯年収の中央値は20年で1割減。継承でも転換でもなく、「成長の次」を用意します。
なぜ、この立場なのか福岡市は、大きくなるほど一人あたりは豊かにならない街。そして、安全で便利になるほど、人がつながらない街になりました。→ 8つの課題の、根っこ
1枚にまとめたPDF(A4横) 10/6 会見の記録(フリップ51枚) 数字の出典 立候補予定者14人の一覧
税財政都市開発公共交通医療介護障がい福祉・生活保護産業政策・スタートアップ企業誘致教育・子育て防災・暑さ環境・エネルギー外国人行政改革・DX(ポケットに市役所)地域コミュニティ議会・政治のやり方賛成?反対?15の問い
分野立場根拠の数字(公表値)風の谷との関係
税財政1/15減税はしない。市債は減らし続ける。新しいハコモノは建てない。10億円以上の事業は着工前に収支を公開し、第三者が数える。今ある給付は続け、新しい給付は作らない。補助金は、目的と成果を数えて毎年見直す。風の谷の財源に、企業版ふるさと納税を校区指定で受ける(母校や会社のある校区の防災拠点を企業が支える。実質負担は約1割)市税4,173億円(2025年度、過去最高)。市債残高1兆764億円(16年で−16%)。一般会計1兆1,088億円。3政策は4年で20〜40億円(見積もり)=一般会計の0.1%以下。企業版ふるさと納税は福岡市で実施中(政策推進プランの全事業が対象・1回10万円以上・最大約9割軽減)。今は事業単位でしか指定できない風の谷は既存の小学校を使うので建設費が要らない。収支計画を最初に「数える」に通す
都市開発2/15天神ビッグバンは賛成。民間投資は歓迎し、連動する市道などは整備する。市が先に立つ再開発はしない。プロジェクトごとに第三者の審査を入れる。ウォーターフロント(博多埠頭)は再開発ではなく、博多小のような拠点を明るく広く伝え、賑わいも目標にこの3年で手取り+2%、物価+10%(2022→2025年、福岡市の会社員世帯)。ビッグバンは85棟竣工(主に規制緩和)。博多小は指定避難所(高潮時2階以上可)歩行者スケールのまちづくり=校区単位
公共交通3/15地下鉄七隈線は需要を受け止められていない。車両の増便・増結を急ぐ。地上はロボタクシー(自動運転タクシー)を1年以内に実証実験、2年以内の実現を目指す。交通の不便な周辺部は、シンプルな路線を回る自動運転バスで回遊できるようにする七隈線:2026年度に1時間18本→20本に増便予定。6両化は事業費約360億円、2027年度着手・2030年度から順次(市交通局、2026年9月の委員会報告)歩いて行ける風の谷+ロボタクシーで、運転をやめても暮らせる校区
医療4/15救急・病院再編・国保料は、現行の計画を踏襲する。市が独自に踏み込むのは「予防」と「在宅」。予防と見守りの機能は、風の谷でも担う(週1回の食事と顔見知りで、孤立と要介護の手前を減らす)。シニアの認知症予防は、役割と社会参加から:学童や保育など子ども関係で働きたい人の「有資格者でないとダメ」という壁を下げる要介護認定者 7.3万→2040年11.1万人(1.5倍)。一人暮らし高齢者の60%が孤立死を心配。国の認知症施策推進大綱(2019):社会参加による孤立の解消や役割の保持が発症を遅らせる可能性。福岡市の放課後児童クラブ「支援員」は保育士・教員免許・高卒+児童福祉2年など10要件のいずれかが必要で、無資格の人は時給1,210円・交通費なしの「補助支援員(有償ボランティア)」のみ(市教委HP)風の谷=予防と見守りの場。シニアの役割=子どもの場の担い手
介護5/15毎年4,700人の新しい働き手が要る。市は働き手の数を数えていない→数える。ポケットに市役所で浮いた人手と時間を教育と介護へ。ハコモノではなく介護力へ介護職員2026年度約2.55万→2040年度約3.97万人。離職率14.5%。求人倍率3.09倍(福岡県、2025年)風の谷の作業場・食事会で、軽度のうちに支える
障がい福祉・生活保護6/15現状維持。介護に集中保護率 1,000人あたり25.1(全国の約1.5倍)—
産業政策・スタートアップ7/15スタートアップ支援(Fukuoka Growth Nextなど)は続ける。ただしオフィスは都心一極から分散させる:母校で起業、スペースが要るスタートアップは辺縁部・疎な校区の廃校・空き教室へ、相場より安い賃料で。正社員の給料を上げた市内の中小企業を、後から応援する(基本給を月1万円以上上げて1年続けたら1人6万円。非正規から正社員にした人も同じ)。開業率5.3%(21大都市圏で最高)。法人市民税は35年前のピークを超えていない。約6割は市外本社の支社が納める。製造業で働く人は3.3%で21大都市の最下位。増えた働き手の約2/3は医療・福祉と派遣等で、半数超が年収300万円未満。同じ形の成果払い(1年続けることが条件・1人6万円)は岩手県が実施。福岡県の最低賃金は今年57円上がり1,114円風の谷の空き教室=相場より安い賃料のオフィス
企業誘致8/15立地交付金は、生まれた雇用と給与を数えてから続けるか決める。本社機能の誘致は続ける。答え合わせは誘致件数ではなく、雇用者数と市民の給与総額で行う立地企業数は13年連続50社以上で横ばい。でも雇用者数は2016年度2,989人→2025年度438人(−85%)。第9次計画の目標「雇用3,000人/年」は一度も達成せず、今の計画では雇用の指標が消えた(市「企業立地実績」)「数える」の対象にする
教育・子育て9/15子育ての給付は続ける。不登校は子どもや家庭の問題と割り切らない。風の谷で学校の外に居場所。部活は先生を当てにしない仕組みを計画として示す。生徒手帳のQRで中高生が1人でも体育館を予約できる小学生の不登校 政令市1位。子ども関連予算2.5倍(2010→2026年度。先生の給与負担の移譲を含み、こども育成費だけなら2.05倍)でも不登校3.2倍(2018年度→)。小学校の先生の採用倍率 8.5→2.2倍風の谷=校区の居場所
防災・暑さ10/15小学校を、災害時も水とエネルギーが3日止まらない拠点に(7区に7校、4年)。真夏の熱帯夜に避難しても停電を心配せず眠れる。猛暑日は今世紀末の予測を超えた猛暑日2024年39日・2026年38日。橋26%→10年後72%が築50年超。災害関連死は高齢者が9割風の谷そのもの
環境・エネルギー11/15屋根の太陽光と300kWh級の蓄電池で、校区単位で発電・蓄電。火と水と生き物がいる校庭、木陰と果樹福岡市の電気代 15年で+40%。学校太陽光の収支スタディ(HP)風の谷=発電する庭
外国人12/15追い出すことも、無制限に受け入れることもしない。言葉と暮らしのルールを学ぶ場を、風の谷になる小学校・老人いこいの家・公民館など、いまある場所で外国人住民は約2倍(2015年9月2.9万→2026年8月6.1万人)。国の制度なし(2028年度試行)。日本語教師等の53.1%がボランティア。ドイツ600時間・フランス義務風の谷=学ぶ場
行政改革・DX(ポケットに市役所)13/15市の10個のアプリを一つに。定型事務を1/10にして、浮いた人手と時間を教育と介護へ。窓口は減らさない、職員は解雇しない。手続きはスマホで、給付はワンタップ。子どもも条例づくりに参加。数えるのは導入した数ではなく時間市の手続き年1,020万件。市職員は5年で+2,244人(福祉・子どもの仕事が増えた)。オンライン手続きの半分は未使用浮いた力を風の谷と介護へ
地域コミュニティ14/15自治会に積極的に関われるのは恵まれた一部。だから「参加する」場所ではなく「来るだけでいい」場所をつくる(週1回、同じ机でごはん)。公民館・老人いこいの家の機能を小学校に統合自治会長の58%が70歳以上、加入率85.7→81.1%(5年)。世帯の54.5%が一人暮らし(2025年)風の谷そのもの
議会・政治のやり方15/15つくる前に数える。約束と結果の答え合わせを毎年議会へ。1人あたり所得を市の指標に(目標値ではなく毎年の答え合わせ)。寄附でいただいたお金は並び順を買うことに使わない市長提出議案700件、否決0・修正0(14会期)。着工前のルールで止まった事業0(北九州市には制度あり)。市の成果指標に所得・賃金は0件最初に通すのは自分の風の谷の収支計画

数字の出典は 「数字の出典」 と会見の配布資料にあります。立場は対話で更新します。更新日はこのページの上に書きます。

賛成?反対? よく聞かれる15の問い

市長選で争点になっている問いに、5段階(賛成/やや賛成/どちらともいえない/やや反対/反対)で答えました。理由は1問97字以内です(2026年10月14日更新)。

①高島市長の4期16年の路線を、継承すべきか
やや反対経済規模拡大と人口流入で、市税は10年で47%増え、市債も減少。一方、実質の可処分所得はマイナス、小学生の不登校率は政令市1位。果実の再分配だけでは、経済的にも精神的にも豊かになれていない。
②天神ビッグバンなど、都心部の再開発の促進を続けるべきか
賛成天神ビッグバンは市の手出しなく規制緩和で民間投資を呼び、税収と耐震性を高めた。開発の判断は、行政より民間の予測が強い根拠になる。市単体の大きな事業は、着工前に収支を公開し、第三者の評価を通す。
③スタートアップ(新興企業)の支援に、引き続き力を入れるべきか
やや賛成開業率は政令市1位。しかし、その後、何社が黒字化し、成長したのかの公表はない。母校の空き教室や辺縁部の廃校など、安い賃料で法人登記できるような制度は起業コストを低減。
④スピード感と丁寧な合意形成なら、スピード感を重視すべきか
やや反対ピークアウト時代は過剰投資に陥りやすい。大規模な建設など戻せないことは、第三者の評価を入れながら丁寧に進める。手続きとバックオフィスのデジタル化、省人化、簡素化は急ピッチで進める。
⑤緊縮財政と積極財政なら、積極財政を進めるべきか
反対減税も大型の財政出動もせず、市債は減らし続ける。1人あたりも実感できる経済成長の唯一の可能性は、AIの徹底活用。省人化で生産性の伸びが今の5倍になれば給与は上がり得る(試算)。担う企業を支援。
⑥地下鉄の空港国際線ターミナルへの延伸や、箱崎線と西鉄貝塚線の直通運転を進めるべきか
やや反対七隈線の投資回収は2070年代という推計。人口ピークアウトが早まる兆しもあり、さらなる延長は過剰投資の懸念がある。多額の事業なので、計画を公開し第三者評価を仰ぐ。混雑する七隈線の増便には前向き。
⑦周辺部より、都心部の交通インフラ整備を優先すべきか
反対人口減で交通需要は細る。都心はロボタクシーなど民間の交通が充実する可能性。課題は辺縁部。運転できない方が増えるが、需要は都市部に劣る。複雑でない路線の自動運転バスで回遊できる交通網を民間と築く。
⑧福岡市に副首都を誘致すべきか
どちらともいえない指定は国が決めること。検討も国のスケジュールで進む。誘致に市の予算を使う前に、市内の備えを固めたい。小学校を、災害時も水と電気が3日止まらない拠点「風の谷」へ。防災倉庫の認知度、習熟度を上げる。
⑨家賃対策として、公営住宅の拡充や「家賃ブレーキ制度」を進めるべきか
やや反対家賃の上限規制や補助は、インフレを助長し、空室の少ない今の福岡では供給を減らしかねない。新築より、市営住宅約3.1万戸の空きを若い世帯と高齢者に回し、廃校の住居活用などの可能性も探りたい。
⑩過大規模校の対策として、小中学校の分離新設を積極的に進めるべきか
やや反対新しい学校の建設は多額。子どもが減れば、負債となる。また、エリアごとで児童数の事情が異なるため、推計を公開し、通学区域の見直しや近くの学校・市有施設の活用と、費用を比べてから決める。
⑪0〜2歳の保育料の無償化を、第1子にも広げるべきか
反対今ある給付は続けるが、第1子への拡大はしない。保育料はもともと所得に応じた料金で、一律に無償にすると所得の高い共働き世帯の方が恩恵を受ける。非課税世帯は既に無償。無償化の効果を市は計っていない。
⑫子育て支援と高齢者福祉なら、子育て支援を優先すべきか
どちらともいえない子ども、高齢者ともに新たな給付制度は設けない。どの世代にも関係する施策を優先。小学校のアップデートは、子どもだけでなく高齢者世代への提案でもある。省人化で生まれるリソースは介護人材に充てる。
⑬人手不足対策として、外国人労働者の受け入れを推進すべきか
やや反対無理に追い出すことも、無制限に受け入れることもしない。人手不足を移民で補いながら、言葉と暮らしのルールを学ぶ仕組みを後回しにしてきた。定住者には学ぶ環境を、旅行者にはガイドラインを確実に配る。
⑭福岡城の天守を、復元的に整備すべきか
やや反対天守を建てたと記す書状は見つかったが、形を示す図面はない。市のお金で建てるなら、着工前に史実の根拠と収支を公開し、第三者が数える。民間の寄付で進めるなら妨げない。
⑮最低賃金を1,500円に引き上げるべきか
やや賛成賃上げは必要。ただ最低賃金を決めるのは国。市は、正社員の基本給を上げて1年続けた中小企業と、非正規を正社員にした会社を、後から応援する。

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