見える化 第2号|国の公式データから作成(2026年9月5日)

公園の見える化

8.49㎡/人
公式の一人当たり公園面積(全国平均10.98㎡より少ない)
25.6%
そのうち国営・海の中道海浜公園1か所(349.7ha)の割合
畳0.7
歩いてすぐの街区公園だけにすると1.13㎡/人
非公表
「家から歩いて行ける範囲に公園がある人の割合」(徒歩圏カバー率)

平均の中身を、はがしていく

公式の一人当たり公園面積国営・墓園・動物園まで全部入り
8.49㎡/人
海の中道海浜公園(国営349.7ha)を除くと公式値の25.6%は国営公園1つ
6.32㎡/人
家の近くの公園(街区+近隣+地区)だけなら住区基幹公園 354.7ha
2.20㎡/人
歩いてすぐの街区公園だけなら1,373か所・181.4ha = 畳0.7枚
1.13㎡/人

政令市くらべ(一人当たり公園面積)

オレンジ=福岡市。グレー=平均値。どの大都市も低く、福岡は政令市の真ん中あたり(政令市平均6.88㎡よりは上)。順位の問題ではなく、上の「中身」の問題です。

神戸市
17.8㎡/人
岡山市
16.8㎡/人
仙台市
15.5㎡/人
北九州市
12.8㎡/人
札幌市
12.8㎡/人
新潟市
11.1㎡/人
全国計
11.0㎡/人
千葉市
10.1㎡/人
熊本市
9.8㎡/人
堺市
8.9㎡/人
浜松市
8.5㎡/人
福岡市 ★
8.5㎡/人
広島市
8.2㎡/人
静岡市
7.3㎡/人
名古屋市
7.1㎡/人
政令市計
6.9㎡/人
相模原市
5.1㎡/人
さいたま市
5.0㎡/人
横浜市
5.0㎡/人
京都市
4.7㎡/人
川崎市
4.0㎡/人
大阪市
3.5㎡/人
東京特別区
3.0㎡/人

この数字から分かること

① 平均は、遠くの大公園がつくっている。総合公園・運動公園・墓園まで足した「全部入り」の平均は、日常の実感とズレます。
② 日常の公園は、畳0.7枚。市の条例が標準とする「1人あたり10㎡以上」の、9分の1です。
あなたの「歩いて行ける公園」の取り分は 1.1㎡ = 畳0.7枚分 福岡市の街区公園面積 ÷ 人口(国土交通省・都市公園データベース) 畳1枚のうち 色の部分=0.7枚 約105cm 約105cm ひとり立つと、 ほぼいっぱい。
③ 市の新しい計画は、一人当たり面積を目標から外した。2025年12月策定の「みどりの基本計画」の総括目標は「みどりの面積の維持」と「市民の実感(アンケート)」。そして「家から歩いて行ける範囲に公園がある人の割合」は、そもそも公表されていません。
④ フェアに言うと、大都市はどこも同じ悩み。大阪3.47㎡、東京特別区2.99㎡。福岡が特別ひどいわけではありません。福岡の特徴は「郊外に厚く、日常に薄い」という配置です。だからこそ、新しく土地を買う話ではなく、いまある公園の使い方の話になります。

だから、こう数えて、こう使います

数えるのは徒歩圏カバー率。家から歩いて行ける範囲(250m〜500m)に公園がある市民の割合。これを公表し、目標にします。そして使い方を変える。各区の公園に、木陰と水と電気と遊びを足して「風の谷」に。土地は買いません。いまある1,700か所の質を上げます。
注記と出典